「よし、暗唱をしよう!」
「まずはキング牧師の“I Have A Dream”あたりから」
なぜ、そんなことを思ったのか?
一応、動機のようなものは2つほどあります。
1つは、リスニング力をつけるのために暗唱が効果的なのではと思ったため。(これはあくまで仮説に過ぎません)
これまでに、スピーキング力を身につけようとして、暗唱を試みたことはありました。
また、TOEIC公式問題集を利用して暗唱するくらいシャドーイングをしたことがあります。
しかしながら、
結果として、完全に暗唱し終えたものは何ひとつありません。
暗唱しなくてもTOEIC900点は取れましたが、
もしかしたら、暗唱していないからTOEIC900点しか取れないのかも知れません。
日本で英語を勉強している学習者としての勘にすぎませんが、
「暗唱をした方がいい」と感じてしまったのです。
そもそもネイティブスピーカーであれば、英語であれ日本語であれ、
すらすらと口から出てくるものがあるのでは?
それは、何かの詩やセリフだったり、金言やことわざだったりするでしょう。
英語を学習している者として、
そらで言える英語が「何もない」という状況は悲しい限りです。
この状況を例えるならば、
体幹が弱くバランスが悪い。ぐらついている・・・。
そんなイメージ。
語彙力以前の段階で、これでは到底ネイティブスピーカーに及ばないはず。
2つめは、大げさな気もしますが、
暗唱したことが人生の糧となり、いつか役に立つこともあるかもと思ったからです。
どうせ暗唱するなら「自分にとって有意義なものを」
と考えるのは人情ではないでしょうか。
知り合いのおっちゃんに
「へぇー英語できるの?じゃあなんかしゃべってみてよ。」
なんて言われたときに、一芸として身を助けてくれるなんてことも・・・。
非常に打算的です(*^.^*)
ところで、これまでは「暗唱は効率が悪いのでは」と
勝手に決め付けていました。
確かに、暗唱は負荷のかかる作業で大変。
でも、やってみて気づいたのですが
暗唱は、まるで普段使わない脳みそを使っているようで
勉強したぞって感じがします。
しばらく暗唱を頑張っていると、不思議なことに
音読直後の一時的な記憶で言える英文が長くなってくる。
さらに、暗唱に時間がかからなくなってくる(気がする)。
通常時の音読スピードが速くなる。
やる気が出てくる。
ハイになってくる。
そして、握るこぶしに力が入る・・・。
(自分の魂に訴えかけてくるものって、やっぱり暗唱したいと思えます)
さて、次回のTOEICに向けて暗記作業を学習の1つとして組み込み、
私見となりますが、リスニング力にどう影響するのか
探ってみたいと思います。
ちなみに先日、11月のTOEIC L&Rを申し込みました。
I have a dream that my four little children will one day live in a nation where they will not be judged by the color of their skin but by the content of their character.
-Martin Luther King, Jr.-
(私には夢がある。私の四人の幼い子ども達が、いつの日か肌の色ではなく人格そのものによって評価される国に住めるようになるという夢が。)
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